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よろづ天道まかせで

売るという字

商売のキホンにつき、こうある。

「諸商売品々多しといへとも理(り)を求めて業をなす事は一ツに帰す売(うり)の字買(かい)の字に十一を加ふ是十の一を得るを以て定法とす是一割なり・・・

売るという字の旧字は、「賣」。よく見れば、買うという字の上に十一が乗っている。売る値段つまり上代の十の一、つまり一割を利としろということだ。

漢字には知恵が込められているなあ。商売、何時の時代もどこでも、これに帰す。まことに然り。