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よろづ天道まかせで

2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

金次郎in小田原駅

尊徳葛湯

桂花園さんの尊徳葛湯

桜町陣屋を訪ねる

先々週の末、念願の二宮町に行った。尊徳の桜町仕法の地である。その金融スキームについては以前、韓国実学学会主催の国際シンポで報告した(「二宮尊徳における内発的発展の論理」、韓国実学学会編、「韓国実学研究」、第5号、民晶社、2003、所収 ISSN 1…

ひら

ネットワークの時代は、社会が位階的なものからひらの、ヨコのつながりへと変遷してくることを自覚させる。ネットワークにつながることは平等な関係のなかに身を置くこと。たいらかであることがネットの条件でもある。位階性においては、ステータスの上下、…

永常メモ2ー老農

昨年3月まで静岡の袋井によく行っていた。場所は、遠州である。とはいいながら、行くたびに訪ねたいと思いながらかなわず、今年こそはと思っていた場所がある。 袋井から遠く、浜名湖の先、白須賀だからよほど時間を作らねばならない。そこは、下記にある場…

永常メモ01

天保の時代、幕府においても諸藩においても、改革が行われた。このとき藩政の改革で成功した薩摩や長州がそののち幕末維新期に活躍できたことは知られている。例えば長州藩では村田清風が財政の緊縮と塩田開発による事業収益増で銀八万貫を超える藩債を整理…

落目を貢ぐ大事の金

この金融危機が始まったころくらいから、ずいぶん以前から親しくしていたいくつかの中小企業の苦境を耳にした。業績自体はさほど悪くないのに、資金繰りが厳しいと。世間では、貸し渋り、貸しはがしというが、騒ぎはしても所詮は他人事。そうはいっても、苦…

金次郎ストラップ

昨年末、小田原の報徳二宮神社を参詣したさい入手した金次郎ストラップ。金次郎を金冶郎と記している。愛用している。

久延寺の金次郎

昨年、金谷の駅から旧東海道を歩き、小夜の中山峠を通ったさいに、佐夜山久延寺(きゅうえんじ・真言宗)にあった金次郎像。このときは掛川まで歩き、報徳社まで行く。

青木村無利五ヶ年賦貸付準縄帳跋文

若い時分に経済学を指導してくださった高名な経済学者は常日頃、経済学は分配論が未完成だとおっしゃっていた。分配の問題は経済学にとってばかりではない、なによりも社会とその経済の問題であり、政治の問題であり続けている。今般の経済危機は第二幕、第…

鈴ヶ森

昨年、品川から旧東海道を歩いて鈴ヶ森刑場跡まで行ってみた。黙阿弥の長編、『蔦紅葉宇都谷峠』の最後の大詰めの場が、品川宿海禅寺の場から、鈴ヶ森の場へ煮詰まり結末を迎えるところを読み返してみたから。座頭の文彌殺しの十兵衛が、仁三(にさ)を神奈…

世話場

黙阿弥の歌舞伎脚本で好きなものの一つに『舛鯉瀧白旗(のぼりごひたきのしらはた)』があるのですが、その宣伝文に、 年々歳々ありふれた隣同志の世話場をば仕組を替へて地獄極楽・・・ とあります。同作品は亀井戸を舞台にして、町内で織りなされるお話。…

草臥

最近疲れやすい。なんだかくたびれる。仮名漢字変換のATOKでは、くたびれるを変換すると、ちゃんと、草臥れると出る。この変換ソフトには不満も多々あるが、この点はなかなかよい。草にか、あるいは草がか知らないが、臥(ふ)す。音読みにすれば、「そ…