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よろづ天道まかせで

金融政策格差

金融政策格差とはよく言ったもんだ。悲しいかな、事実というものだ。

以下NZZから引用

マーティン・ケリング、「日本の中央銀行はインフレを懸念していない -
金利の転換は見えない
日銀が物価見通しを上方修正、
ただし小幅にとどまる。したがって、中央銀行はより長く金利政策を維持すると観測されている。」
2022年1月19日

https://www.nzz.ch/wirtschaft/japans-notenbank-sorgt-sich-nicht-um-inflation-ld.1665260?reduced=true

日本企業は内需が弱いので、なかなか価格を上げられない。これにより、価格圧力が抑制されている。

日本と他の主要経済大国との金融政策格差は拡大している。多くの中央銀行が物価の高騰を恐れて金融引き締めを行う中、日本銀行は超低金利政策を堅持している。火曜日には、短期国債(JGB)の金利をマイナス圏に、10年物国債金利をゼロ%前後に維持することを決定した。2022年のインフレ見通しだけが、金融政策委員会の9人のメンバーによって0.9%から1.1%へとわずかに引き上げられたのである。しかし、この値でもインフレ目標である2%を大きく下回っている。