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よろづ天道まかせで

今は誰も笑わない。

「マイナスのレートに沈んだ債券市場では、依然として利益を生み出すソリューションが存在する。しかし、選択はとりわけ複雑になる。」

「支払わずに貸し付ける、それはいまだ可能である」
Prêter sans payer, c'est encore possible - Le Temps https://www.letemps.ch/economie/preter-payer-cest-possible?utm_source=Newsletters&utm_campaign=af3919dbd2-newsletter_eco&utm_medium=email&utm_term=0_56c41a402e-af3919dbd2-110233821

「初めは滑稽だった。2015年に、連邦政府発行の債券を含む一部の国債の利回りがマイナスになり始めた。安全な債務者であることが知られている政府に「貸し出す」必要があった。金融的なナンセンス、しかし知的に興味深い現象を経験する。今は誰も笑わない。2019年、米国、ヨーロッパ、またはスイスでの新しい金融緩和は、その現象の一般化に貢献した。2019年の秋には、債券の15兆ドル相当がマイナスのリターンを記録したのである。これは世界市場のほぼ25%であり、スイスでは、この割合は債券の80%にも達する。・・・」

貨幣需要が貨幣供給を上回っていれば、貨幣貸借のコストである金利はプラスであり、それが資本主義の常態であった。しかしいま、あふれかえる貨幣供給のなか、貨幣が安全に身を休めるにはコストがかかるようになった。マイナス金利が常態化しているのである。

ル・タンは購読していないので、マイナス金利下の債券市場で利益を出す仕方に言及した部分は読めない・・・ザンネン。