a1ma1mブログ

よろづ天道まかせで

創業

「創業とは、開物の業を創むるを云ふ、所謂る開物とは、国土を経営し、物産を開発し、境内を富贍にして、人民を蕃息せしむるの業なるを以て、即ち天地の神意を奉行するの事なり、・・・
佐藤信淵、『経済要録』p.20)

あくまでも視線が域内に向けられていることに注意したい。豊かになるに外部世界を必要とし、外部からの収奪によって富裕を実現するのでなく、域内の開発・富裕化が天意としているわけだ。