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よろづ天道まかせで

相輔(あいたす)くる

「・・・過(すぐ)るを磨(ま)し不足を補ひ、互に過(あやま)ちを告げて相輔(あいたす)くるものなるに、今の学者は過(あやまち)を聞くことをいとひ、至情を云ふ者をにくめば、・・・
(『集義和書』)

まあいつの時代もそうだなあ。特別、学者に限ることでもないな。誰もが優秀で、足りないところなどなく、過ちなんぞ犯すはずもないと思っていらっしゃるように見えるときがしばしばあることだし。

まあ足りないところばかりで、つい軽はずみの身も、もしや手助けしてくださる方がいれば、ありがたいことこの上もないんだが。みな忙しいし、かまってはいられぬのが実情だろうし、ひとりで過たぬよう気をつけるしかないかな。