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よろづ天道まかせで

極窮に陥り

「・・・老て妻なきを鰥(やもお)と云 老て無夫を寡といふ 幼て無父母を孤といふ 老て無子を独と云 如斯之極窮に陥り候共・・・
(「曽我別所村民次郎家株再興相続議定書跋文」)

我が国はこれからますます単身で世を渡り、老いていく人間が増えるだろう。鰥に寡婦、孤と独、暮らし往くほどに困窮していくか。只今の高齢者には年金暮らしで安心しておられるかもしらんが、いずれそういうけっこうな時代は去っていくだろう。

この言葉、「老いて妻無きを鰥といい、老いて夫無きを寡といい、幼くて父母無きを孤といい、老いて子無きを独といい・・」が、再び重くのしかかるだろう。