2010-06-23 薬を用ひて 熊沢蕃山 「・・・薬を不用して、日を経ぬればおのづからいゆる病に、下手(へた)医者(いしや)の薬を用ひて大煩(おほわづらひ)となすが如し・・・ (『集義和書』) 只今の日本経済、薬を用いずして日柄で直る病なのか、そうでないのか、声高の政策あれこれ、下手医者の薬の類かどうか、見ていて興味尽きない。