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よろづ天道まかせで

備道

安藤昌益につき弟子が評していうなかに、こうあるなあ。

「備道のことは問・不問、勧・不勧に拘らず、之れを勤めて
止むこと無し・・・」(自然真営道、大序)

ここで備道とは各自に備わった道、それについては人が尋ねようが尋ねまいが、人に勧められようがそうでなかろうが、ひたすら実践してやまない、ということかな。誰もひとさまにあれこれいわれてなにかをするのはイヤなものだが、その備われる各自の道に気づいて、止むことなく歩いていきたいもの。しかしじぶんの場合、己れに備われる道が分からず迷っているのも現実か。