2010-09-28 去るを忘れて 佐藤一斎 「人は皆な往年の既に去るを忘れて、次年の未だ来らざるを図り、前日の已に過ぐるを舎てて、後日の将に至らんとするを慮る。」(『言志耋録』) 人間は忘れっぽく、目先のことばかり気に掛けているわけだ。