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よろづ天道まかせで

妄りに読むべからず

「・・・書は妄りに読むべからず。必ず択び且つ熟する所あれば、可なり。
(『言志後録』)

書物はむやみに読んではいけない。必ず良いものを選んで熟読しなさいといっている。

昨今は、書物のみならず、ネットでも情報が溢れている。読み尽くそうとしたらいくら時間があっても足らない。たくさんあるなかで何を選んだらよいかもわからなくなる。やはり古典的な良書を熟読玩味すべきなのだな。むやみに手当たり次第読んだようなものは、みなすぐに忘れてしまっているし。この言葉、よい言葉だ、忘れぬようにしたい。