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よろづ天道まかせで

帰する所

「・・・人情を知り、且つ天下の帰する所は、人力に及ばざる事を得心ありたる故・・・
(『集義和書』)

天下の帰趨は一人の人間によってどうなるものでもない。しかし今はどうとでもなると思っている人々もいるのかもしれない。とくにマスメディアという高みから無差別に情報を垂れ流すシステムのなかには、そういう人たちがいそうにみえる。天下はその煽りのなかで決まっていくかのようだ。