2010-06-16 膳中の一飯 熊沢蕃山 「膳中の一飯も一粒一粒民の辛苦より出たり。古(いにしへ)の人は食するごとに其功を思へり。天下は相助け相報(あひむく)ゆる道理なり。・・・」(『集義和書』) こういう話、子ども時分は親からよく聞かされたもの。最近の人は食への感謝などないのかもしれない。無駄に捨てられる食糧や大量と聞くし。