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よろづ天道まかせで

2010-07-07から1日間の記事一覧

説法

「・・・世間の坊主の説法は、己(おの)が破戒無慙(はかいむざん)のいひわけと見え申し候。渡世の事に候へば、とかくの批判に不可及候 (『集義和書』) 特段、宗教のと限らないが、説法のたぐいに溢れている。そのひとつひとつ、どうなんでしょうかねえ…

喪ふ

佐藤一斎、『言志録』に、 「己れを喪へば、ここに人を喪ふ。人を喪へば、ここに物を喪ふ。」 とあるという。ここで喪うとは見失い、どうでもいいやと自分を見放すことだろうか。人に見限られるとき、よく考えると、その前にじぶんでじぶんを見限っているも…