「・・・世上の経済家富国の法を論ずるに、大抵皆蓄積を以て主とするは、此れ大なる誤なるべし・・・」 (佐藤信淵、『経済要録』) ここで蓄積とは民間経済における資本の蓄積を指すわけではない。税を引き上げ、国庫の歳入を増やすことを指す。信淵の基本…
佐藤直方の「冬至文」には、聖学を務めずして俗学を事とする人間は「路中の游手」であるとの言葉があるという。游手とは手足動かさずぶらぶらしている存在をいう。路中は街中を指すのだろうが、今日、ネットを含め路中はいろいろ。そこで聖人の学を務め、世…
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