a1ma1mブログ

よろづ天道まかせで

別の権

選挙の日だなあ。
で、どうするか・・・

孫文の言葉を思い出す。

「民権政治の機械は百年あまりも用いられているのに、こんにちなお選挙権が一つあるにすぎないのだ。選挙権が長いあいだたっているのに、そのほかの進歩はさっぱりみられないのである。選挙された人間がけっきょく賢いか馬鹿な人間であるかを管理する別の権がないのだ。・・・」

以前、先知先覚と思い上がり国民を管理しているかの根性のマスゴミがカネや太鼓で政権交代を促したが、その顛末に国民は愛想がついているだろう。そこでしみじみ、一度選んでしまった人間を管理する権限が国民にないことを知らされただろう。きょうの選挙の機会がそうだといっても、孫文は、「ブタ議員」につき、「代議士はいずれも、金のためには身を売り、盗品を分配しては利益をむさぼり」といっているが、その伝でいけば、’票のためには身を売り’、”権限を分配しては利益をむさぼり”ということか、政権党から票が期待できる党に鞍替えしたり、まだ利益をむさぼらんとするか、議員身分の就活のためか、権限を”未来”なんぞと言い換え、あたかも未来の代表者であるかのようなふりまでするのもいる。

まことに、進歩はさっぱり、だ。