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よろづ天道まかせで

元気

我が国はいま元気があるのかな。国の元気は一人ひとりの元気の集まったものだろうから、私たち一人ひとりに元気があるのだろうかなということでもあるか。
かつて板垣退助立志社設立書のなかでこう言っていたなあ。

「夫れ天下の元気存すれば、即ち其国強盛、而して其人民の福祉、斯(ここ)に長ず。然るに天下の元気と云ふ者は、乃ち人民各個の元気相聚(あいあつま)るの大なる者なる而已(のみ)。故に其人民気風の強弱盛衰、乃(すなわ)ち天下の元気を消長す。然らば則ち我輩一人一個の天下に於ける、各其責任を負ふ者なり。・・・一人民の気風、苟(いやしく)も衰ふ、則ち天下一人民の元気を失ふ、天下千万人の元気を失ひ、而して日に益甚しければ、則ち国安(いずく)んぞ能(よ)く独り其昌盛富強を致さん乎(や)」

気風衰え、そうして元気をなくしてはいないか、まずは我が身振り返って意欲をかき立てねばなあと。なにごとであれ、変わっていくのは一人ひとりからなんだから。