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よろづ天道まかせで

ソーシャル

とにかくSNSが不可欠の生活になってきた。何年か前からツイッターを始め、friendfeedfacebookなど利用させていただいてきたが、それなりに順次飽きてきて、それでも次々に、新たなサービスが生まれているから、飽きたからといって、ソーシャルなサービスの利用が止むということはない。今はGoogle+facebookと違ってごちゃごちゃした宣伝がないので気に入っている。そしてつい最近、

モーコミワールド/世界初のソーシャル・グローアップ・サービス

というサービスを利用させていただきはじめた。人のやる気を応援し合い、語り合うというのはよいコンセプトと思った。

かつて西周はソーシャルにつき、為群(群れを為す)という言葉を充てていた。

「大小ノ差コソアレ為群(ソシアル)ノ性ニ因テ一村落・・・ノ交通ハ・・・必ス無キ能ハサルナリ、唯・・・野蕃ノ俗ハ数里外ノ部落ヲ仇敵シ、・・・(そうした)陋習アリト雖ドモ、・・・皆知識ノ偏少ヨリ為群ノ性ヲ拡充シテ社交ノ生ノ全キニ至ルコト・・・」
西周、『人生三寶説』、全集第一巻、p.525.)

ネットには情報・知識があふれているし、交流・交通が進むほどに知識の偏少は解消され、「社交ノ生ノ全キニ至ル」のに役立っていると思う。SNSで、さらに為群の要素が加わり、所望する情報や知識をより適格にネットワークから得られるようになってきた。そうして、この為群をつくる人々が企てや試みにエールを送りあい、語るSNSサービスができたというのだから、ひとつ利用させてもらおうとなる。為群は深まりを増すかもしれない。