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よろづ天道まかせで

子育て

上杉鷹山の「補儲訓」にはこんな文章もあったなあ。

「子を育て候事も、花樹に培するが如くなる事に候。春を待ちて莟める花を、年の内より咲かせんと、色々種々の手入をし、室に入れ火にあて候へば、其花咲くと雖も、陽和の時を得し花樹に比し候へば、其色香り薄く、賞玩も是れなく候。」

みな、子育てに一生懸命だけれども、花を陽和の時を得させることなく咲かせようと、あまりに早くから世話をしすぎなんじゃないかと思うときがある。子供は迷惑かもしれない。