a1ma1mブログ

よろづ天道まかせで

湯船の湯

二宮尊徳の風呂水の哲学の実践者、大内暢三の資料はここにメモしておいたけど
http://d.hatena.ne.jp/a1ma1m/20090225/1235487801
尊徳翁の言葉をメモして置くのを忘れてた。

「近く譬れば、此湯船の湯の如し、是を手にて己が方に掻けば、湯我が方に来るが如くなれども、皆向ふの方へ流れ帰る也、是を向ふの方へ押す時は、湯向ふの方へ行くが如くなれども、又我方へ流れ帰る、少く押せば少く帰り、強く押せば強く帰る、是天理なり、夫仁と云義と云は、向へ押す時の名なり、我方へ掻く時は不仁となり不義となる、慎まざるべけんや、古語に、己に克て礼に復れば天下仁に帰す、仁をなす己による、人によらんや、とあり、己とは、手の我方へ向く時の名なり、礼とは、我手を先の方に向くる時の名なり、・・・」(二宮尊徳