a1ma1mブログ

よろづ天道まかせで

鬱したる気を解(げ)し

宮崎安貞の『農業全書』、「糞(こゑ)第六」で泥糞を扱った条りに、この肥料の利点につきこうあった。

「・・・物の鬱したる気を解(げ)し、物をさはやかにし、萬に用ひて難なきこゑなり。」

世の中、鬱屈しているようにみえる。それを解いて、さわやかにし、何に用いても難点がなく、元気がふつふつと湧いてくるために必要な肥やしは、いま何なのだろう。