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よろづ天道まかせで

先物

帳合米を例にあげている。

「・・・就中(なかんづく)米の帳合商ハ高下目たヽく間をまたす貧富(ひんぷ)同じく時の間に替る動(うご)かさる時ハ一日二日五日十日に限らす又は大高下何時(なんとき)の狂(くる)ひも斗(はかり)かたし是(これ)物(もの)に喩(たと)ふるに灘(なだ)を走る船のごとし


帳合商いとは米相場で帳合米を売買することで、先物相場である。その値動きは動く時は速く瞬く間、動かないときは動かない。値が大きく狂うときも測りがたい。まぅたく灘を行く船のようか。そこでチャンスを掴むのはたいへんだ。