ボンヤリ歩いていて、道に転がる石ころに何の気なしに目がとまる。なんで「石ころ」って言うのかな、と。そういえば、かつて戦前、戦中、敗戦後と商工省で物価統制の実務を担当されていた兼坂隆一さんは、『転がる石』という回想録を書かれていました。とて…
喜多村信節の『嬉遊笑覧』巻之六上に、儒学者の用に立たぬ話が引かれた後で、こう語られている。 「学者は神書も仏書も歌書物語ばけものばなしの類までも多くよみて 入用次第取出すこそ好ましきことなれ 柳川幽齋の学問することは乞食袋のやうにするがよし …
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