2012-04-20から1日間の記事一覧
森鷗外は、北條霞亭の伝記を書くなかで、その書簡をひいて、こう言っていたなあ。 「『・・・多事、いづかたへも出不申、日々講業に逐れ候計、おもしろくもなんともなく候。』日常生活に倦めるものの口吻である。・・・人の性情には時代もなく国境もない。・…
森鷗外は、北條霞亭の伝記を書くなかで、その書簡をひいて、こう言っていたなあ。 「『・・・多事、いづかたへも出不申、日々講業に逐れ候計、おもしろくもなんともなく候。』日常生活に倦めるものの口吻である。・・・人の性情には時代もなく国境もない。・…