a1ma1mブログ

よろづ天道まかせで

キャッシュレス社会

#キャッシュレス quote of today 2019/03/10

「キャッシュレス社会を未来と見なす人もいるが、紙幣をなくすには数年から数十年かかるであろう」
「キャッシュレス支払いの利点は、時間や効率性、セキュリティの面での比類のない利便性である」
しかし「最大のメリットは、脱税やマネーロンダリングヤミ市場の取引ごとの記録をもつことができる規制当局にある」
「物理的なお金の印刷は中央銀行にとって大きなコストであり、GDPの1.5%まで政府に負担をかけている」
しかしキャッシュレスは両刃の剣、「マネーロンダリングや詐欺など、マネーを取り巻く違法行為を制御すると同時に、個人の使用のプライバシーを低下させる」
「あらゆる取引は政府によって記録され監視され、自由主義社会ではなく共産主義体制のようになるであろうう」(ナフィス・アラム)

「現金には独自のトリプル「A」があるため、私たちは一生のうちにキャッシュレス社会に到達することは決してない。それはほとんどどこでも受け入れられており、匿名であり、そして本物である」
キャッシュレスのマイナス面、「いっそう統制され、監視された社会に暮らすことになる」
(スティーブ・ワージントン)

キャッシュレス社会が犯罪を防止するという特徴は概して過大評価されている。「現在、ほとんどの金融取引は銀行を通じて行われ、統制されているが、これによって犯罪が繁栄するのを防ぐことはできていない」
「テクノロジーが犯罪の状況を変えるとは信じがたい。違いを生むのは、犯罪と闘う政府の意欲だと思われる」
セルジオ・フォルディ)

「現金のない未来では脆弱な人々(貧困層、若年層、高齢者、シングルマザー、非都市部)が排除されるマイナス面がある」
「加えて、デジタルシステムはバイナリであるという事実がある。機能するか、または機能しないかである」
「電気やインターネットの供給、さらには銀行のITシステムに小さな問題があると、システム全体が停止する」
(バティーズ・ラゾ)

Cashless economy can be a double-edged sword for any nation – analysts to RT — RT Business News https://www.rt.com/business/453399-cashless-economy-scandinavia-experts/