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よろづ天道まかせで

三日

「又商内進み急ぐべからず、急ぐ時は踏出悪しきと同じ、売買共、今日より外、商内場なしと進み立つ時、三日待つべし、是伝也。急に儲くべしと、商内を急ぐ時は、日々の高下に迷ふ故、相場を追掛け追掛け商内致す故其度毎に損出る也。」

本間宗久の言うこの伝えは、相場に限らず真実かもしれん。急ぐときはそもそも遅れを取っていて動き始めるのが遅い。失敗する確率が高いわけだ。いまがその時と思っても、急かされて目先の変化に鼻面引き回されているのに気づかない。これまた損をみる。気持ちが進み立つとき、やはり三日待つ余裕が必要なのかな。