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よろづ天道まかせで

是非の争ふや

「夫れ是非の争ふや、歳時の如く然り、昼夜更迭し、相一ならず、昨日は是にして今日は非なり、今日は非にして後日又是なり」
(『蔵書』世紀列伝総目前論)

経済社会をみていると、すべて相対的なものであることがよく分かる。人は是非正誤を言うが、まあ時代の変遷、歳時に従うものにすぎないなあ。