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よろづ天道まかせで

2009-05-06から1日間の記事一覧

連れにおくれた蝶々

松亭金水、『閑情末摘花』初編巻之中(天保10−12年)の、主人公の米次郎が独り言から。 山茶花や日あたりのよき四畳半。冬とはいへど小春日の。長閑(のど)けきまゝに蝶々の。連れにおくれて只(ただ)一ツ。つれなき命ながらへて花の露すふ在さまを。…